第二新卒 転職

人としてのマナーをきちんと守る

【人としてのマナーをきちんと守る】
マイナス要素がたくさんある転職活動は、長期化しやすく、心身ともにかなりの労力がいるものです。よって、時にはイライラして行き場のない怒りを、担当のキャリアアドバイザーやコンサルタントに当ててしまうこともあるかと思います。しかし、こういったことは、何も第二新卒の転職だけではなく、30代の転職にも言えることですし、転職に対する真剣な姿勢の表れとして受け止められるでしょう。また、担当者もサポート方法を見直ししたり、反省するきっかけにもなるのでさほど気にすることはありません。
とは言っても、そういったことがあまりにも頻回であったりすると、あなたの人となりを疑われてしまうことになりますので、気をつけたいものです。第二新卒は、経験がない分、ポテンシャル採用となるため、人物の良さがキーとなることがあるからなのです。

人としてのマナーをきちんと守る

人物の良さが転職成功のキーとなることもある第二新卒ですが、転職のために一挙一動を気をつけるというよりは、これは日ごろの行為がモノを言うような気がします。

例えば、日ごろの言動が粗雑であったために面接NGになった人がいました。仮にAさんとしましょう。 Aさんは、いわゆる“ピカピカ”の第二新卒。さらにステップアップをしたいということで、ある業界の中堅企業から大手企業へと転職したいと頑張って活動をしていました。そして、大手の最終面接帰りのことです。最終面接が終了したので、面接の感想を担当者に話すために、面接帰りの電車待ちのホームで人材紹介会社に電話をしました。ところが、運悪くその場に、面接官も電車待ちをしており、先ほどの面接からは想像もつかぬ彼の態度に驚き、それが一因でAさんは不採用となってしまいました。Aさんはどのような態度で電話をかけていたのでしょう?

まず、Aさんは第一志望の大手企業の最終面接だったこともあり、非常に緊張していたため、思うように話すことができず、この状況を一刻も早く担当者に伝え、フォローしてもらうために必死だったようです。そこで、通常は、面接帰りに企業近くから面接の感想を電話することは控えてもらうようにしていますが(受験企業の人が周囲にいる可能性があるところで面接の話をするのは良くないため)、電車待ちのホームで電話をかけてしまいました。

さらに悪いことに、電話口に出たのが、担当者のアシスタント。一刻も早く担当者と話したいのに、電話に出たのがアシスタントだったのがAさんには気に入らなかったのか、「担当者に早くつなげ!」とまくし立てたようです。担当者は電話中なので、まずはアシスタントが感想を伺い、アシスタント経由で企業の営業担当にフォローをお願いすることもできると伝えても、「お前なんかじゃダメだ!早く担当者につなげ!」の一点張り。…なぜ不採用になったのか、もう分かりますよね?

Aさんは、絵に描いたような好青年で、普段の姿からは確かに想像もつかないことでした。しかし、後にアシスタントからは「結構、ぞんざいなしゃべり方をする人だと思っていた」とのこと。自分はアシスタントだから仕方ないこと、と思っていたようですし、実際に、アシスタントだからといって、露骨に態度が変わる人は、第二新卒の若い世代にも少なくはないのです。

この例は、アシスタントとの情報共有のツメが甘かった人材紹介会社側の落ち度もありますが、普段の言動が偶然にもその場に居合わせた面接官に見られてしまい、NGになってしまったのですね。本当は、その面接官曰く「良い方向に話が進むハズだった」ようですが。

この例のように、面接官の前でボロが出てしまうことは稀ですが、企業側からは「この人、本当はどんな人なの?」という質問を受けることがしばしばあります。当然、担当者は印象が悪くなることは伝えませんが、それまでのやり取りで、言葉遣いが汚かったり、態度が悪かったり、故意に連絡が滞っていたり、面接をすっぽかした経緯があると、そういったことも伝えなくてはならなくなります。

「人材紹介会社を使えば、何をやってもうまくサポートしてくれる」のではありませんので、最低限のマナーはわきまえておきたいものですね。担当者のためではなく、自分のために。

人としてのマナーをきちんと守る、ということは、転職するに際してマイナス要素があろうとなかろうと社会人としては当たり前のことです。しかし、マイナス要素のある転職の場合は、この部分が伴っていないと「やっぱり転職回数が多い人だから」という目で見られ、余計に評価を下げてしまうことになります、気をつけましょう。

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