【未経験だからこそ、やる気が大切】“ピカピカ”の第二新卒であっても、やる気をきちんとアピールできていないと当然、不採用になります。未経験でも応募できるからこそ、どのようにやる気をアピールするのか、ということが大切なのです。いわば、やる気のプレゼン方法ですね。特に、スタート時点でマイナス部分のある第二新卒の応募者は、より採用担当の印象に残るアピールをするようにしたいものです。
資格の勉強を始め、やる気をみせる
それでは、具体的にやる気を見せる方法についてですが、手っ取り早いのが、資格の勉強です。資格を取得していれば一番良いのですが、未経験で応募することが多い第二新卒の場合は、取得している資格も自動車の運転免許のみだったりと、数少ないのが一般的です。
例えば、未経験で経理に応募する場合を見てみましょう。
経理業務には、簿記の資格が求められることが多いので、たとえ今まで簿記の勉強をしたことがなくても、転職を考えている時点で簿記の勉強をしていなくても、応募するまでには、できるだけ早い段階で簿記の勉強を始めたいものです。まだ勉強を始めた段階なので、応募書類には取得資格として記入することはできませんが、○月に資格試験を受験予定などのことは欄外に記入してアピールできます。もちろん、ただ単に受験予定と書くだけでなく、何のために勉強しているのか、ということも併せて記入することが重要です。
また、経理などの事務系職種以外でも、未経験でモノづくり分野に進みたいという人も多くいます。もともと自分は文系出身であるものの、モノづくり(設計)に憧れて何とか転職したい!という人には、独学でもいいので、設計職には必須であるCADの勉強をしてもらいます。同様に、未経験でSEになりたいという人は、言語の勉強を始めると良いでしょう。
そして、勉強していることをアピールした応募書類が通過したら、今度は面接で勉強していることをアピールします。面接中に、実際に使用している参考書などを持ち出してさりげなくアピールするのも良いでしょう。
以上のことは、本気でその仕事をしたいのであれば、当然のことのように思えますが、実はしっかりと勉強をした上で応募してくる人は意外と少ないのです。「経理をやりたい」、「プログラマーになりたい」、と言っているわりには、仕事内容や業界の知識すら危ういということはよくあります。仕事に対する心構え自体を疑われてしまうことも少なくないのです。新しい職種にチャレンジするからには、それなりの覚悟が必要です。マイナス部分がある人ほど、この覚悟が求められていますが、この覚悟を上手に伝えることによって状況は逆転します。
例えば、離職期間が長い人の場合は、必ずその期間のことを聞かれます。第二新卒の場合は「すぐに働いてしまうともう自由な時間はなくなってしまう」といって、旅行をしたりブラブラして悠長に過ごしている人も多いようですが、そのように過ごした人と、資格取得のために勉強に専念していた人であれば、どちらを採用するでしょうか?未経験経理採用の話です。 前者は離職期間が長い(3ヶ月)ということ以外は一流大学出のいわば“ピカピカ”の第二新卒、後者は25歳にして転職回数2回、離職期間も2ヶ月以上というマイナス要素を抱えている第二新卒。結果は、前者は仕事に対する姿勢があまり伝わってこないということで、後者の第二新卒が採用になりました。
もちろん、資格を取得したからといってすぐに仕事がみつかるわけではないことからも分かるように、ただ単に勉強をしているからといって、評価されるわけではありません。ただ、何もせずに「経理がやりたい」というよりは、やる気が伝わりやすくなるだけに過ぎません。

