【第二新卒の定義 これって第二新卒?】ここ数年の転職市場でよく聞かれるようになった「第二新卒」という言葉。以下に示すように徐々に共通定義らしきものは広まっていますが、実は、これといってハッキリと定義されていないのが現状です。
実際に、ほんの3年ぐらい前までは、企業ごとに第二新卒の定義は異なっており、企業の担当者によっても認識は様々でした。したがって、“第二新卒歓迎”という案件であっても、半ばチャレンジする気持ちで28歳・未経験の人でも書類が通過することがありました。もちろん、応募する人のポテンシャルによるところもありますが、20代前半から後半までの結構幅広い世代が第二新卒として捉えられていたのです。
ただし、このような例は、最近では、“第二新卒=社会人経験が1〜3年の、25歳ぐらいまでの若手”という共通認識が出来上がってきているようなので、すでに稀かもしれませんね。 ハッキリとした定義がないだけあって、第二新卒と一言にいっても、社会人経験がある人のみを意味する場合と、社会人経験(就業経験)がない人もそのカテゴリーに含めるときがあります。色々な立場の第二新卒の人がいることになります、確認してみましょう。
既卒で社会人経験が3年以内
多くの第二新卒がこのカテゴリーに入ると思われますが、既卒とは、何も大学を卒業した人だけではなく、短大、専門学校、大学院も卒業(修了)した人も含まれますので、年齢には幅があります。浪人や留年などをすればそれだけ歳がプラスされるので、同じ第二新卒といっても、5歳以上歳の差がある場合もあることになりますね。
そのため上記の「既卒で社会人経験が3年以内」という定義に加えて、多くの企業では年齢制限を加えています。共通認識となっている、“第二新卒=25歳ぐらいまでの若手”という点ですね。ただし、2007年10月から、年齢制限を設けて求人することが禁じられているため、年齢については企業も公にはしていません。あくまでも、採用側の認識内のことなので、27歳の社会人経験2年の第二新卒であっても、“第二新卒歓迎”の求人に応募できます。
ただし現実的には、20代後半の第二新卒は、よほどポテンシャルが高いと評価されない限り、20代前半の第二新卒よりも転職しにくいようです。とういうのも、例えば28歳の第二新卒を採用した場合、会社によっては、彼/彼女の教育指導を入社5年目の年下社員が担当することになり、年齢による“不都合”が出てくるからです。会社によっては、年下が年上社員を指導することが普通になっているところもありますが、そういった図式には抵抗がある、という人も多いですし、会社としてもそういったことは避けたいというところが多いようです。
既卒で社会人経験なし(留学やフリーター、資格取得のために勉強中)
そもそも、社会人経験のない人(就業経験のない人)は、第二新卒と見なさない場合もあります。または、フリーターはアルバイト経験だけなので、第二新卒とはみなさないという考えもあります。 しかし、どちらの場合も、第二新卒のハッキリとした定義がないだけに、企業側もケースバイケースで対応することが多く、一般的には、第二新卒と見なして応募を受け付けてくれる企業が多いようです。 大切なのは「卒業後になぜ就職しなかったのか?」、「卒業後、何をして、何を学んだのか?」ということをしっかりと伝えることができるかどうかです。
第二新卒と一言に言っても、年齢も経験も様々ですね。第二新卒であれば、未経験で受けることができる企業も多いので、できれば第二新卒として応募企業を探したいという人も多いでしょう。しかし、自分は第二新卒だと思って活動を始めたものの、年齢が高いと落とされてしまうこともあることは忘れずに!もちろん、年齢だけで合否が決まるわけではありませんが。

