【新卒で使った自己PRを再利用したいが大丈夫?】転職活動のスタート時に多くの人がつまずくのが、自己PRです。
人材紹介会社に登録すると、多くの人材紹介会社では、カウンセリングまでに履歴書と職務経歴書を作成してもらうことになります。が、カウンセリング時にそのまま企業に提出できるほど、完成度の高い自己PRを書いてくる人はほとんどいません。
第二新卒の転職では、職歴が浅いためアピールできるスキルや経験がある人はほとんどいませんから、書類審査では自己PRが最大のカギとなります。したがって、カウンセリング時に自己PRが完成されていなくても、「カウンセリングを受けて自己PRを完成させる!」というぐらいの意気込みで、人材紹介会社を利用して欲しいものです。カウンセリング時までには、自己PRの“叩き台”を作っておきましょう。
完璧な自己PRは、徐々に完成させることができればいいとして、自己PRの“叩き台”作成のポイントを下記で確認していきましょう。
白紙はもってのほか
履歴書や職務経歴書の自己PRは、白紙で提出するのはもってのほかであることを心得ましょう。
カウンセリング用に提出する書類であっても、あなたの転職に対する姿勢が、その空欄から自ずと伝わってしまいます。
「文章を書くのが苦手だから」という理由がよく聞かれますが、だからといって担当のキャリアアドバイザーやコンサルタントに丸投げをするのはあまり印象がよくありません。
文章が苦手であれば、せめて箇条書きでも良いので、PRしたいことをまとめておくと良いでしょう。
よくある自己PRもNG
白紙ではダメだからといっても、ただ単に、自己PR欄を埋めれば良いというわけではありません。 例えば「好奇心旺盛で、何でも前向きに取り組むことができます。貴社の仕事も、全力で頑張っていきたいと思います」、という自己PR。なぜダメなのか?、具体性がなく、誰もが書ける内容だからです。よくあるダメな自己PRの典型ですね。
採用担当者は、一日に何十もの応募書類に目を通すので、このような没個性の自己PRは、採用担当者の記憶には何も残りません。下手をすれば、どんなに経歴の良い“ピカピカ”の第二新卒であっても、面接前の書類審査だけで「自己PRもまともにできない人」という評価をされ、不採用になってしまうこともあります。経歴が良いからといって、経歴にあぐらをかかないようにしましょう。
仮に、「好奇心旺盛」ということをアピールしたいのであれば、今の職場では、どのような場面で「好奇心旺盛」であることが活かされているのか?、「好奇心旺盛」であるからこその仕事上で評価されたことはあるのか?等、文章にすることはできなくても、エピソードとして、キャリアアドバイザーやコンサルタントに説明できるようにしておくと良いでしょう。面接の練習にもなりますよ。
大学時代の使いまわしもNG
空欄もダメ、よくある自己PRもダメ、となれば、苦肉の策として大学時代の就職活動で使った自己PRを使いまわす人、結構います。大学時代の自己PRであるものの、それなりに練られたものなので文章も整っている上に、自己PR欄も埋まるので、使いまわしたくなる気持ちもわからなくはないのですが、カウンセリング段階まではOKであっても、企業に提出する段階ではNGです。
確かに、キャリアアドバイザーやコンサルタントにとっては、空欄や没個性的な自己PRよりも、学生時代の自己RPであっても書いてある方がはるかに良いのです。学生時代の就職活動内容を伺い知ることもできますし、少しでもカウンセリング準備材料が多い方が助かるわけですから。
しかし、企業側には、学生時代の自己PRであった場合は、「社会人として何も学んでいない」という印象を与えてしまいます。仮に、学生時代とアピールしたいことの“核”が同じであっても、アピールの仕方は異なるはずです。学生時代のように、サークル活動ネタでアピールするわけにはいきません。学生時代にアピールしていた強みは、社会人となった今、実際の職場ではどのように活かされているのか、それを企業は知りたいはずです。
大学時代の自己PRを“叩き台”とするには、学生時代にアピールしていた強みは、果たして現在の職場で活かされているのか否か。活かされている場合は、具体的なエピソードを、活かされていない場合はその理由、社会人になってから新たにアピールできることの有無、等をカウンセリングまでに考えておくと良いでしょう。
最初から、完璧な自己PRを用意する必要はありません。まずは自己PRの“叩き台”を作成して、徐々に完成させていけばよいわけですから。
学生時代に一生懸命就職活動をした人ほど、苦労して作った学生時代の自己PRを再利用したくなるようですが、それはやめましょう。仕事が忙しくて自己PRを作成する暇がなくても、学生時代の自己PR利用は“叩き台”どまりです。学生時代の自己PRは、既に過去の自分のこと、現在の自分をアピールしていることにはならないことを肝に銘じましょう。

